身代わり地蔵(谷田大字)が町指定文化財に認定されました。
[2021年10月13日]
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皆さんは本町に伝わる昔話「身代わり地蔵」をご存じですか。
谷田大字の常楽寺に安置されていた身代わり地蔵(木造地蔵菩薩立像)が、令和3年3月31日に町指定文化財に認定されました。
身代わり地蔵は10世紀後半から11世紀前半に製作されたと推定され、古くから地域の人々に大切に守られてきました。
身代わり地蔵が安置されていた常楽寺は明治元年に廃寺になりましたが、明治12年に許可を得て存続することとなりました。
標高約140mに建てられた常楽寺の境内には本堂と庫裡(くり)と呼ばれる台所があり、緑に囲まれてひっそりとたたずんでいます。
常楽寺では1月に初地蔵、7月に本地蔵が行われ、地域の人でにぎわいます。
お性根入れは地域の役員が参加して、谷田公民館で行われました。新たな場所に安置され、きれいに祭られた身代わり地蔵には、如来寺住職の読経によりお性根が入れられました。
身代わり地蔵は初地蔵と本地蔵の際に一般公開される予定です。
広報たかとり9月号(別ウインドウで開く)にも掲載しています。ぜひご覧ください。