高取城址櫓の鯱瓦の展示期間を延長します!
[2023年4月14日]
ID:1737
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現在、リベルテホールで展示している高取城の櫓で使われていた鯱瓦の展示期間を延長します。
鯱瓦は大小2あり、小さいほうの尾の裏には、『元禄八年(1695年)』の記銘があり、口元には小さく「土田吉兵衛」と押印されています。これは、大淀町の「土田(つった)」という場所に住んでいた「吉兵衛」という人物が元禄八年に作成した瓦であることを表しています。
鯱瓦が載っていた櫓は、明治6年の高取城廃城後、明日香村の天理教施設に払い下げられ、その後は平成元年まで田原本町の多地区の公民館として使用されていました。この櫓は新櫓か国見櫓であることが分かっています。
この鯱瓦は、高取城で使用された瓦の中では最古のものであり、高取城の数少ない遺物として大変貴重な資料です。この機会にぜひご覧ください!
とき:8時30分~17時00分(休館日:月曜日)
ところ:リベルテホール